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フィリップブランの戦術・戦略!経歴や生まれは?中垣内祐一との関係?

ワールドカップバレー2019の全日本男子の試合中、監督以上に選手に指導している外国人コーチが気になりませんか?

でしゃばっているようにも見えてしまうこのコーチの名前はフィリップ・ブランさんです。

フィリップ・ブランコーチの戦術や戦略のおかげで、全日本は強くなったとも言えるのです!

中垣内祐一監督との関係も踏まえて、経歴や生まれについてまとめてみます。

 

それでは最後までお付き合いください!

 

Contents

フィリップ・ブランの戦術や戦略とは?

試合中に選手に細かく指示を出している外国人コーチのフィリップ・ブランコーチは、2017年春に中垣内祐一監督が就任した際に一緒に指導者として就任した全日本男子コーチです。

中垣内祐一監督によると、戦術や練習内容に加え試合中の指示は全て任せているというほどの信頼っぷり!

監督必要ないじゃん・・・って言われても仕方ないほどの重要な存在なのです。

 

そんなフィリップ・ブランコーチの戦術や戦略についてまとめてみました!

”選手が成長するのを助けるためにここにいる”という理念で全日本のコーチとして指導しているフィリップ・ブランコーチが戦略として挙げるポイントは3つ

・スピード

・アグレッシブな攻め

・割り切ったディフェンス

 

この戦略をもとに、指導に当たっているそうです。

世界的に見て、体格ではどうしても低い基準となってしまう日本チームが海外チーム相手に勝つために必要な力を身に着けていく指導を行っています。

 

具体的な戦術としては、相手チームのブロックの枚数を減らす為に、スピードを上げるための要素を追求しセッターのトスを出すスピードだけでなく、スピーディーな判断力なども鍛えています。

 

他にも、試合で最初に行うサーブとレセプションの重要性を考え、選手一人一人のサーブの精度を上げていく練習を行なっています。

選手たちもフィリップ・ブランコーチの指導を受けることによって、自身の不得意な部分と向き合い全力で鍛え上げるようになり、気持ちの迷いがなくなったとも語っています。

 

選手一人一人が全力でやるべきことをやったのであれば、例え相手に決められても割り切って次に望む姿勢が出来上がっているようです!

メンタルに弱い日本人選手には欠かせない指導者ですね。

そんなコーチだからこそ、監督も全面的に信頼し、委ねることが出来るのでしょうね!

 

 

フィリップ・ブランへのネットの反応!

男子バレーボールをテレビで観戦していると、フィリップ・ブランコーチが選手に指導している姿が監督以上に多いような気がします(笑)

 

ネットの反応を見てみると、同じように感じている方がいました!

確かにどっちが監督なのかわかりませんね(笑)

 

フィリップ・ブランの経歴や生まれは?

フィリップ・ブランさんがコーチに就任するまでの経歴が気になったので調べてみました。

 

フィリップ・ブランさんの生まれはフランスのモンペリエ、フランス人だったんですね。

1960年5月20日生まれで現在は59歳、身長は193㎝あります。

現役時代のポジションはウイングスパイカーでした。

ウイングスパイカーは、左右どちらかのサイドからスパイクを打つ、攻撃の要となる存在でオポジットとライトアタッカーに分けられます。

攻撃型の選手だったことがわかりますね。

 

現役時代は、フランスリーグやイタリアリーグでプレーをし、フランス代表として世界選手権だけでなくオリンピックへの出場経験もある選手だったのです。

 

1991年31歳の時に現役を引退してからは、以前いたイタリアのチームの監督やフランスのチーム監督を務めた後、2001年にフランス男子代表監督に就任しました。

監督として、フランスにとって12年ぶりのオリンピック出場となる快挙、アテネオリンピックへの出場を果たしました!

その後ポーランド代表のコーチも務めてきた、実績のある指導者だったのです。

 

そして2017年に全日本男子のコーチとして就任したのですが、アジアのチームを指導するのは日本が初めてなんだそうです。

名指導者の腕の見せ所ですね!

 

フィリップ・ブランと中垣内祐一の関係は?

フィリップ・ブランコーチが全日本男子のコーチに就任してから2年以上が経ちますが、確実にチームが成長しているのがわかります!

弱いイメージがあった男子バレーボールが強くなっているのを感じますよね。

 

それは、フィリップ・ブランコーチと中垣内祐一監督の信頼関係があってこそだと思います。

監督とコーチの関係性が上手くいっているとチーム全体に良い空気が流れますもんね。

 

中垣内祐一監督がフィリップ・ブランコーチを深く信頼している理由の一つとして、監督代行を見事に務めあげてくれたからというのも関係していそうですね。

2016年10月に翌春からの全日本男子監督に就任した中垣内祐一監督は、翌月に人身事故を起こしてしまいました。

協会の判断もあり、しばらく表舞台に立つことを自粛していました。

それによって、2017年春からの全日本男子監督は、フィリップ・ブランコーチが代行を務めてくれていたのです。

同年6月に監督として参加した中垣内祐一監督を選手たちと繋げてくれたのもフィリップ・ブランコーチとなるわけです。

 

中垣内祐一監督にとってのフィリップ・ブランコーチは、きっと頭の上がらない存在なのですね。

 

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フィリップ・ブランまとめ

出しゃばり過ぎでは?とまで言われているフィリップ・ブランコーチについて調べて参りましたが、今の強い全日本男子があるのは彼のおかげだと言っても過言ではありません。

金メダルを取るために戦略や戦術をもとに、選手たちに強化指導をし、成長の手助けをしてくれているコーチに感謝ですね!

今後、テレビで見かけたら尊敬の眼差しに変わりそうです。

 

最後までお付き合い頂きましてありがとうございました!