【GP】グランプリファイナル2019女子シングルスの優勝を予想していきたいと思います。
ロシア4人、日本1人、アメリカ1人という形になりました。
さて誰が優勝するのでしょうか!
またGPファイナルはいつ、何時から、どこの局で放送されるのかも書いておきます。
さっそく参りましょう!
Contents
GPファイナル2019年女子シングルスはいつ・何時・どこの局?
女子SP 12月7日3時50分~4時36分
女子FS 12月8日4時55分~5時49分
エキシビジョン12月8日22時~24時30分
放送はライブは無く録画のようです。
朝日テレビ 12月7日 SP 19:54~21:54(録)
朝日テレビ 12月8日 FS・エキシビジョン 21:00~24:40 (録)
GPファイナル2019女子シングルス優勝予想!
ではさっそくGPファイナル2019年女子の優勝を予想してみます。
まず、ファイナリスト6名のグランプリシリーズの結果です。
① | アレクサンドラ・トゥルソワ(ロシア) | スケートカナダ1位(241.02) | ロシア杯1位(234.47) |
② | アリョーナ・コストルナヤ(ロシア) | フランス杯1位(236.00) | NHK杯1位(240.00) |
③ | アンナ・シェルバコワ(ロシア) | スケートアメリカ1位(227.76) | 中国杯1位(226.04) |
④ | 紀平梨花(日本) | スケートカナダ2位(230.33) | NHK杯2位(231.84) |
⑤ | アリーナ・ザギトワ(ロシア) | フランス杯2位(216.06) | NHK杯3位(217.99) |
⑥ | ブレイディ・テネル(アメリカ) | スケートアメリカ2位(216.14) | スケートカナダ4位(211.319) |
※順位は優勝予想とは関係ありません。
では、この6名の中からどの選手が優勝に最も近いのか過去のデータや数字、個人的な推測で予想してみます。
まずはデータから!
過去優勝者からのデータ
1995年~始まったISUグランプリシリーズ。
グランプリファイナルで優勝した人は24回の開催中、15名。
この15人中、タラ・リピンスキー選手(アメリカ)だけが、GPシリーズで1位を取っておらずGPファイナルで優勝しています。しかも2年連続。
GPシリーズで1位を取らないで優勝する確率は8%。
つまり紀平梨花選手、ザギトワ選手、テネル選手の優勝はかなり少ないです。
さらに、リピンスキー選手はGPファイナルで優勝した時のGPシリーズの戦績は2位、3位と2位、2位でしたので、1位も4位以下もありませんでした。
したがって、テネル選手の優勝はデータ上きわめて薄くなります。
ここでテネル選手脱落。
残り5人に絞られました。
SP・FSのトータル結果
次にSP・FSのトータルの点数ですが、グランプリシリーズの最高得点がトルソワ選手の241.02(WR)で、続いてコストルナヤ選手の240.00、次に紀平選手の231.84、そしてシェルバコワ選手の227.76最後がザギトワ選手の217.99。
この数字から見て、ザギトワ選手、2大会連続して210点台とトップのトルソワ選手と23点も開いています。
この点数を逆転するのはかなり厳しいと判断し、ザギトワ選手脱落です。
ここでオリンピック金メダリストが落ちてしまいました。
残るは4人。
ザギトワ・シェルバコワ・トルソワ・コストルナヤのコーチのエテリ氏についてはこちら
↓

個人的な推測
ここからは、主観的なものが強くなります。
まずは、4人の選手のパーソナルベストを見てみましょう。
トルソワ選手 SP 74.91 FS 166.62(WR)
コストルナヤ選手 SP 85.04(WR) FS 159.45
紀平梨花選手 SP 83.97 FS 154.72
シェルバコワ選手 SP 73.51 FS 160.16
この結果を見るとショートが強いコストルナヤ選手と紀平選手。
フリーが強いトルソワ選手とシェルバコワ選手という感じで分かれます。
得意技でも
- 3Aの紀平選手とコストルナヤ選手
- 4回転のトルソワ選手とシェルバコワ選手
と分かれますね。
全員がノーミスとしたらSPではコストルナヤ選手が紀平選手を上回りFSではトルソワ選手がシェルバコワ選手を上回ることが予想できます。
となると、紀平選手とシェルバコワ選手はここで脱落となり残りは2名。
トルソワ選手とコストルナヤ選手の一騎打ちとなりました。

最後は完全な個人的な意見
この二人がノーミスなら他の選手は太刀打ちできないでしょう。
じゃあどっちが強いのって話ですね。
二人ともこのグランプリシリーズでパーソナルベストとなる、トルソワ選手241.02、コストルナヤ選手240.00のPBで世界の1位、2位の結果です。
その差1.02、ほぼ五分と言っていいでしょう。
となると最後はジャンプ以外の演技構成点5つの項目で決着がつくと判断しました。
個人的な意見となってしまうのですが、私はコストルナヤ選手が優勝するのではないかと思います。
理由はジャンプや技術以外の演技構成点の部分がトルソワ選手に比べて勝っていると判断したからです。
コストルナヤ選手は4回転にジャンプに勝つ法方について、次のようなことを言っています。
「やり方は2つあります。今は11、12歳の少女たちも4回転を跳ぶようになってきてびっくりしているのですが、1つの方法は自分もそれをマスターすること。もう1つのやり方はカロリーナ・コストナーのやり方です。彼女は見ている観客の心に訴えかける演技をしました。彼女の見せる全ての動作が完璧でした」
引用元:NumberWeb
ジャンプばかりに目が行きがちですが、このような考えを持って試合に臨めればコストルナヤ選手が一歩リードしているのではないかなと思っています。


紀平梨花が逆転するには!
唯一の日本人、紀平選手のVはないのか?
って思ってしまいますが・・・あります!
それは4回転を飛ぶことです。
さっきのコストルナヤ選手の時と言っていることが違うじゃんって思われますよね。
確かにコストルナヤ選手の場合はジャンプ以外でいいと思います。
でも紀平選手はトリプルアクセルの見栄えでコストルナヤ選手に大差を付けられてしまっています。
それなら、3Aと4回転を飛ぶという偉業を成し遂げることで、他の追随を許さない圧倒的な得点をただ気出せる可能性があるのではないでしょうか。
ひそかにトレーニングしているようなので、ぶっつけ本番的な感じでグランプリファイナルに持ってきても面白いかもしれませんね。
ディフェンディングチャンピオンの意地を見せて欲しいです。

まとめ
今回はGPファイナル2019女子の優勝予想をしてみました。
個人的な優勝予想はコストルナヤ選手。
しかし紀平選手が4回転を飛んだら紀平選手の逆転優勝もある!
といった感じで終わりにさせていただきます。
ありがとうございました。