今回は柳想鉄(ユサンチョル)さんについて書いて参ります。
柳想鉄さんが現在、すい臓がんで闘病中だというニュースが入りました。
ステージ4ということです。
まだ48歳の若さ。
すい臓がんとはどんな病気でなぜなってしまうのか?
また復帰の可能性はあるのかについて調べてみました。
Contents
柳想鉄の現在、すい臓がんで闘病中!どんな病気?
柳想鉄さんがすい臓がんを患っており現在闘病中のようです。
すい臓がんってどんな病気なのでしょうか?
すい臓がんとは
膵臓にできるがんのうち90%以上は、膵管の細胞にできます。
これを膵管がんといい、膵臓がんとは、通常この膵管がんのことを指します。引用元:国立がん研究センター
胃の後ろにあって早期の発見が難しいのがすい臓がん。
すい臓がんの症状
膵臓がんの初期には症状は出にくく、進行してくると、腹痛、食欲不振、腹部膨満感(すぐにお腹がいっぱいになる)、黄疸(おうだん)、腰や背中の痛みなどを発症します。その他、糖尿病を発症することもあります。
ただし、これらの症状は、膵臓がん以外の理由でも起こることがあり、膵臓がんであっても、症状が起こらないことがあります。引用元:国立がん研究センター
ここがすい臓がんの恐ろしいところですね。
初期には症状が出にくいので、発見が遅れてしまうのだそうです。
柳想鉄さんも10月中旬に黄疸症状が出てことにより、病気に気が付いたようですね。
しかしすでにステージ4というがんの進行状況。
これは受け入れがたい現実です。
「受け入れがたい診断だった」
「サッカー人としてのプライドをかけて仁川のKリーグ1部残留のために最善をつくします。ファンの皆さんが最後まで信じて応援してくださるように、私も最後まで諦めない。病魔に勝ちます」
引用元:Yahoo!
48歳でがんになるなんて・・・。
誰もがそう思うのではないでしょうか?
現在、柳想鉄さんは母国の韓国Kリーグ仁川で監督をしています。
今シーズンの残りの試合には今まで通り采配を振るうようです。
柳想鉄さんは現在、治療は並行して行うようですね。
基本的には可能であれば手術、できなければ薬物治療、放射線治療となるようです。
復帰を期待したいですね。
なぜすい臓がんになるの?
どうして48歳の若さですい臓がんになるのでしょうか?
膵臓がんのリスク因子としては、慢性膵炎や糖尿病にかかっていること、血縁のある家族内に膵臓がんになった人がいること、肥満、喫煙などがあります。
- 慢性すい炎・糖尿病
- 血縁のある家族内にすい臓がん
- 肥満
- 喫煙
柳想鉄さんの持病やご家族についての情報が分からないため、何が原因かもちろん分かりませんが、おそらく上記のどれかに当てはまっているのでしょう。
柳想鉄(ユ・サンチョル)、ステージ4のすい臓がんを告白 元Jリーガーの韓国代表レジェンド https://t.co/6mVpIV90AM pic.twitter.com/jud1SSTXWk
— サッカーあんてな (@soccer_21a) November 20, 2019
太っているようにも見えないですね。
柳想鉄の復帰は?
”すい臓がんのステージ4”。
これだけを聞いてしまうともうだめなのか・・・。
なんて思ってしまいますよね。
すい臓がんのステージ4は5年生存率8%未満だそうです。
ただ絶対に諦めてはいけない!
すい臓のどこにがんがあるのかによって生存率は変わって来るそうです。
柳想鉄さんのすい臓がんの場所が分からないので、何とも言えませんが手術しやすい場所なら生存率は高いという事ですね。
そう願いたいです。
またすい臓がんは5年生存率や10年生存率は極めて低いですが、手術後に生き延びればどんどんその後の生存率が上がるようです。
それをサイバー生存率と言われるようですが、例えば柳想鉄さんが術後1年再発していなければ復帰はあり得るかもしれません。
まずは手術の成功を祈りましょう。
また手術ではなく放射線治療もあるので、そちらを選択しるならば仕事をやりながら続けるのかもしれません。
また手術と薬物治療の併用や薬物治療のみの場合もあるようです。
がんの位置や広がりによって手術が出来ない場合もあるようですね。
柳想鉄の簡単なプロフィール
柳想鉄選手は蔚山現代FC→横浜マリノス→柏レイソル→蔚山現代FC→横浜マリノス蔚山現代FCと、蔚山現代FCと横浜マリノスを行ったり来たり。
その間に柏レイソルに所属していました。
2006年ひざの故障で現役引退
その後監督になっています。
現役当時はFWもMFもDFもできるマルチプレイヤー。
ワールドカップにも2度韓国代表として出場。
横浜マリノス時代にはリーグ優勝を経験。
日本と韓国で活躍した選手ですね。
柳想鉄・まとめ
今回は柳想鉄さん現在の状況について書いて参りました。
すい臓の手術しやすい部位、予後1年間問題なければ、復帰の可能性はかなり高くなります。
そうなるように祈りましょう。
ありがとうございました。